魚の目や胼胝を治すフットケアの必要性について

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現代人には定期的なフットケアが大事ですというお話

トータルフットケア代表のゆかりです。

今日はフットケアってなぜ必要なのか?
というお話をします。

海外では、当たり前ように皆さんがやっているフットケアですが、まだ日本では専門的に行う所は本当に少ないです。

まず最初に

フットケアを定期的に行っている方はよくご存知だと思います。

フットケアによって足の裏の角質を取り除くと、以前より身体が軽くなった感じだけでなく、歩いた時に地面に着いた感覚が前より敏感になり、地面の凸凹や素材の質感などたくさんの情報を感じ取れるようになります。

足裏の感度がもともと良い方は、以前はなんともなかったはずなのに普段の生活で痛みも感じるようになります。

そう、この痛みを感じるというのがとても重要なんです。

こんな話を聴くと「えっ痛くなるの?だったら角質を削らない方が良いのでは」と思いますよね。

ところがそれは大間違いです。

そもそも、現代の歩く環境では、私達、動物達の足には硬過ぎるので、普通に生活しているだけでとても負担なんです。

ワンちゃんを飼っている方はこんな経験あると思います。

散歩しているとなぜか路肩の土や砂利道、そして草っ原を歩こうとしませんか?

動物達は無意識にアスファルトやコンクリートの上では体に負担がかかると分かっています。

ちなみに室内のフローリングでも負担になります。

(ワンちゃん用のフローリングの滑り止めマットとかありますよね。あれも衝撃を吸収してくれるものが良いですよ!)

もし分からない方は、ワンちゃんの散歩の時に意識して動きを見ててください。

本来、人間や動物達の足は、自然の中(土や草など原っぱそして凸凹で不安な場所)で適用し、また健康的な足に育つようになっています。

しかし、この硬過ぎる地面、また平坦な道路ばかりの環境では、衝撃が強すぎてしまったり、刺激が少ないため健康な足には育ちません。

その環境から足や体も守るツールが靴なのです。

でも靴は、一般的に、手軽に買えて履き潰したら新しい物に変えるといった低価格の靴が主流であり、地面からの衝撃による足への負担をしっかり守れている靴を履いている方はとても少ないです。

毎日知らず知らずのうちに負担が蓄積する足は、その硬い地面から衝撃に耐え、体を守るために、足裏を硬く丈夫にする必要があります。

柔らかく柔軟性のある皮膚では、痛くて耐えれないのです。

その硬くて丈夫なものというのが、足裏の角質なのです。

その角質が悪化したり、偏った負担の蓄積により発症するのが胼胝や魚の目です。

本当は胼胝や魚の目が出来る前に、足裏のストレスは感じていたはず。。。

でもそのストレスに気づく事が出来ない、あるいはちょっとぐらいの違和感や痛みなら大丈夫と過信してしまい、胼胝やウオノメができてしまうまで放っておいてしまうのです。

つまり、本来であれば現代の硬い地面の環境下で、歩くと違和感を感じるはず、そして体に何か不調があれば足にも不快感や痛みも感じるはずなのです。

足の裏にはとても優れた感覚受容器が存在しており地面のほんのわずかな変化を感じとる事が出来ます。

そのほんのわずかな信号を察知する事で、どう体のバランスをとって安定させれば良いのか、どう体を動かせばいいのか、と私達が活動している間、休みなく常に働いています。

この機能によって、どのよう環境でも健康で負担なく体を支え、そして力強く動かす事が出来ます。

また体や足が正常に機能するので、定期的にフットケアを行う事で、外反母趾など足のトラブルの予防にもなるのです。

他にも当サロンに通っている方々の中には変形性膝関節症、変形性股関節症をはじめ腰や首肩の症状で悩んでいる方も少なくありません。

このような方々も定期的な足のケアで、症状がみるみる良くなる方も見られます。

それだけ足裏の感覚は、体全体の健康に深く関わっているという事なのです。

こんな話を聞くともっと自分の足を大事にしよう、もっとケアしないといけないって感じますよね!

現代人にとってフットケアって必ず必要な事なんです。

大人の足も本来は子供の足のようにプニプニしてます

大人になると誰しもが、足の裏が硬くなる事が当たり前と思っている方は多いですが、大人の方でも人によっては足の裏がプニプニで柔らかい方はいるんですね。

プニプニ足になるためには、子供のように感覚の良い足裏にして、自分の感覚を頼りに日々の生活で足を使えば良いのです。

小さい子供さんがいる方は経験があると思いますが、出掛け先や外で遊んでいる子供さんが、「急に足が痛い」「靴の中に何か入っていて気になる」というので、靴を脱がせて見ると、足には細かい砂は付いているけどそんなに気になるようなゴミや砂が入っていないって事あったという経験をしたはずです。

大人の目で見て、気にならないほどのほんのわずかな砂やゴミが、なんの情報もなくただただ純粋に体の感覚だけを頼りに生活している子供達にとっては、そのほんのわずかな砂やゴミが不快であり、その子の体のバランスを崩す事になります。

だからそういう時は面倒くさらずに子供さんの足を綺麗にしてあげてくださいね。

足裏の手入れで内臓の調子も良くなる!?

また足つぼでもあるように、足裏にはたくさんの内臓に通ずるツボがあるというぐらいで、足の感覚を良くしておく事で、内臓の負担もいち早く察知できるようになります。

内臓はその一つ一つのある場所の意味があり、一つ一つが腹膜に包まれていて、その腹膜は筋膜へ繋がっています。

その位置や周囲の緊張などすべての変化に対して体は常に敏感に感じ取って、快、不快を決めています。

足が上手く使えなくなり、体に歪みが起こると、筋膜、腹膜を介して内臓にも影響し、正常に機能しなくなるそうです。

体のすべての機能に影響する足の大事さを簡単に説明させていただきました。

そもそも人間の発達の原点は二足歩行が出来た事ですからね。

足がどれだけ大事かなんて分かりますよね!

体を健康に保つためにも、その足の違和感、不調を常に察知できるように日頃から足裏のケアはしておきたいですね。

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